シンデレラワインの危機

カリフォルニアで新しいワイン畑を開くことが禁止になるかもしれない

カリフォルニアで4400億円の経済効果を持つワイン産業にとっては大きな痛手になりそうだ

 

今回開墾が禁止となる予定地はサウスコーストのマリブAVAで、年間15000ケースほどが出荷されるエリアです
ナパやソノマから離れたあまり知られていない場所ですが、カリフォルニアのワイン関係者の間ではこの動きが活発になるとほかのAVAにも広がりかねないとして反発しています

 

開墾の禁止を提案したのは1994年から環境問題のスーパーヴァイザーとして任命されているゼヴ・ヤロスラヴスキー氏です
彼の考えはワイン畑の農薬は河川、ビーチ、サンタモニカ湾の水質に深刻な影響を与えているのでこれ以上ワイン畑を増やしてはならないということです

 

これに対してワイン関係者はワイン畑は他の作物より水を使うことが少なく、肥料も少ないので環境に与える影響は小さいと反発しています

 

今回の開墾禁止案は7月にカリフォルニア・コースタル・コミッションで採決が取られ、もし法案が通ればL.A.のスーパ-ヴァイザー委員会で最終承認されることになります

 

 参考文献

wine-searcher.com

日本ソムリエ協会教本

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